グルメな友人がこんなことを言っていました。
『サイゼリヤのワインが意外に美味しいって知ってる!?私、よく飲んでるんだけど!』
サイゼリヤのワインといえば、グラスで100円という安さです。
軽い気持ちにて飲んでみたところ・・・確かにうまい!飲みやすい。
以来すっかり気に入り、子どもの習い事の待ち時間などに、1人サイゼ飲みをして幸せになっています。
デザートをつけてもカフェのコーヒーより安いという、神のような価格設定です。
サイゼリヤ専門のワイナリーから大量輸入することによって、低価格が実現しています。
ワインの輸送も定温コンテナを使用するため、温度変化での劣化もなく、フレッシュで美味しく飲めるというわけです。
ファミレスの安ワインと侮ること勿れ、そこには企業努力が詰まっていたのです。
サイゼリヤワインについて、さらに詳しくご紹介します。
サイゼリヤといえば、質の高いオリーブオイルも有名です。(関連記事⇨サイゼリヤのオリーブオイルは本物!)
ワインも同じように温度を保ちながら運んでいたとは、丁寧な仕事に頭が下がります。
サイゼリヤのワインはなぜ安いのか
サイゼリヤのワインは赤も白も、イタリアの契約ワイナリーで作られているオリジナルです。
『ワインをコーヒーより安く出して、日常の飲み物にしたい!』という創業者の思いによって、グラス一杯100円という価格になりました。(日常の飲み物になりましたー!)
どうしたら良いものを安く提供できるかを模索、会長が自ら現地入りし、こだわりのプライベートワインが作られるようになりました。
温度管理を徹底させるために、高級なワインと同じコンテナにて運ばれていきます。
大事に育てられて、日本まてやってきているのですね〜。
サイゼリヤのワインは必要分がその都度ボトリングされ、日本に輸入されて店舗で消費されるまでの期間が約2カ月。
日本で味わえるイタリアワインの中でも、最も新鮮なワインです。
ワインは古いほうがいいというのは、一部の高級ワインだけの話で、ほとんどのワインは鮮度がいいほうが美味しいのだとか!
ここまでこだわりながらも、サイゼリヤの国力にて低価格を実現できたのでした。
サイゼリヤワインは持ち帰りできない?
コロナ禍の一時救済措置で、期間限定にてボトルのテイクアウトがありましたが、今は終わっているようです。
サイゼリヤで持って帰れるのは、すでに抜栓されたワインのみです。
抜栓前のワインを販売するには酒販免許を持っている酒屋のみなので、あくまでも飲食店での持ち帰りという体です。
お店に申し出たら、持ち帰り用のビニール袋をくれるんだとか。
サイゼリヤワイン赤白どっちがおいしい
ワインを輸入している会社が、サイゼリヤワインの赤白人気をアンケート調査していました。
白が6割の票を集めて勝利。
「飲みやすいから」という理由でした。
赤はしっかりした味わいがあり、肉料理と相性が抜群な濃厚さです。
白はすっきりとした飲み心地が魅力で、魚料理やサラダとよく合います。
どちらもサイゼリヤの料理に合う味わいとなっています。
私は赤のほうが飲みやすくて好きですが、歯への着色を考えると白派に転身したほうがいいのか、悩ましいところです。
サイゼリヤワインアルコール度数&カロリー
一般的なワインのアルコール度数は8%〜15%です。
サイゼリヤのグラスワインは、アルコール度数12%前後。
赤のボトルは11%〜13%と、サイゼリヤの中では少し高めです。
料理に合うような度数が揃っているとのことです。
一般的なワインは100mgで約73カロリーです。
デキャンタ250mlでは183カロリー。
500mlでは365カロリーになります。
サイゼリヤワインの裏メニュー
10年前の記事では裏メニューが存在し、7,500円のバローロがあったんだとか。
現在では裏メニューはなくなり、ワインの種類が多い店舗を公式ホームページから検索できます。
色々と飲み比べてみるのも楽しいですね。こちらも飲み残しは持ち帰りOKです。
サイゼリヤワイン安い理由まとめ
サイゼリヤの正式名称が『イタリアンワイン&カフェレストラン サイゼリヤ』でした。
ワインに力を入れた創業者の思いが、自社ワイナリーを作り、イタリアから大量に直輸入することによって低価格が実現しました。
ただの安ワインではなかったのです。
アツい思いに支えられた、サイゼリヤの国力があってこそ成せる凄技だったのです。
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