ゼンブブレッドは黄えんどう豆をまるごと使用したグルテンフリーのパンとして注目を集めていますが、そのヘルシーなイメージとは裏腹に、「添加物は使われているのだろうか?」「原材料は本当に安心できるものなのだろうか?」と気になりますね。
「グルテンフリー」というキーワード自体が、必ずしも「無添加」や「高栄養価」を意味するわけではありません。そのためゼンブブレッドを選ぶ際には、単にグルテンが含まれていないという点だけでなく、使用されている原材料や添加物の種類、そして実際にどのような栄養成分が含まれているのかをしっかりと理解することが大切です。
我が家ではゼンブシリーズを愛用しており、特にパスタは常備するほど気に入っています(美味しいのです!!)。パンも豆でできているとは思えないほど、パン感があります・・・!最近ではオーガニック系のスーパー店頭でも見かけるようになりました。
この記事ではゼンブブレッドの「添加物」と「栄養成分」に焦点を当て、その実態と販売店を徹底的に解剖していきます。
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ゼンブブレッドの原材料を徹底解析!気になる添加物はなし
ゼンブブレッドの人気の秘密の一つは、そのユニークな原材料にあります。主原料である黄えんどう豆をまるごと使用している点は、食物繊維や植物性タンパク質の豊富さを期待させます。
しかし健康を意識する消費者にとって、原材料リストに並ぶ聞き慣れない言葉や、いわゆる「添加物」の存在は気になるものです。
ゼンブブレッドの各フレーバー(プレーン、くるみ&レーズン、カカオなど代表的なもの)の原材料をリストアップしていきます。
※価格は一袋274円、賞味期限は製造日より4ヶ月と保存にも優れています!
くるみ&レーズン
エネルギー:170kcal、脂質:5.1〜11.0g、糖質:9.1〜20.4g、食物繊維:5.0〜9.5g
- 黄えんどう豆粉(アメリカ製造)
- レーズン
- こめ油
- てんさい糖
- くるみ
- パン酵母
- オオバコ種皮粉末
- 食塩
- 乳酸菌
カカオ
エネルギー:145kcal、脂質:4.4g、糖質:17.4g、食物繊維:5.6〜8.2g
- 黄えんどう豆粉(アメリカ製造)
- てんさい糖
- こめ油
- ココアパウダー ※カカオ豆を発酵・乾燥させて粉末にしたものです。カカオポリフェノールを含み、特有の風味と色合いを持ちます。
- パン酵母
- カカオニブ ※カカオ豆を砕いたもので、よりダイレクトなカカオの風味と食感が楽しめます。
- オオバコ種皮粉末
- 食塩
3種の雑穀
エネルギー:155kcal、脂質:6.6g、糖質:10.2〜15.7g、食物繊維:6.5〜9.7g
- 黄えんどう豆粉(アメリカ製造)
- こめ油
- てんさい糖
- いりごま
- アマニ ※亜麻の種子で、オメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸や食物繊維が豊富です。
- キヌアパフ ※キヌアを加熱して膨らませたものです。サクサクとした食感が加わります。
- パン酵母
- オオバコ種皮粉末
- 食塩
- 乳酸菌 ※腸内環境を整える働きが期待される微生物です。
きなこあんぱん
エネルギー:180kcal、脂質:8.1g、糖質:17.7g、食物繊維:6.3g
- 黄えんどう豆粉(アメリカ製造)
- 大豆粉
- おから粉
- いんげん豆粉
- こめ油
- てんさい糖
- パン酵母
- オオバコ種皮粉末
- 食塩
紅茶&オレンジ
エネルギー:138kcal、脂質:3.1g、糖質:18g、食物繊維:5.7〜8.8g
- 黄えんどう豆粉(アメリカ製造)
- てんさい糖
- こめ油
- オレンジ
- 紅茶
- パン酵母
- オオバコ種皮粉末
- 乳酸菌
- 食塩
補足事項
製造工場では、くるみ・小麦・卵・乳成分を含む製品も製造しています。アレルギーをお持ちの方はご注意ください。オオバコ種皮粉末(サイリウム種皮粉末)が含まれているため、まれにアレルギー症状を呈する場合があります。原材料は変更される可能性があります。
ゼンブブレッドとベースブレッドの違い
ゼンブブレッドとベースブレッドは、どちらも健康を意識したパンとして人気がありますが、その原材料と特徴には明確な違いがあります。
ゼンブブレッドの最も大きな特徴は、主原料に小麦粉を一切使用せず、黄えんどう豆をまるごと粉にした「黄えんどう豆粉」をメインに使っている点です。これにより、グルテンフリーでありながら、食物繊維や植物性たんぱく質を豊富に含んでいます。
また、卵や乳製品などの動物性原料を使用していないフレーバーが多く、白砂糖の代わりにてんさい糖を使用するなど、素材本来の味わいを活かしたシンプルな配合が特徴です。糖質も一般的なパンに比べて抑えられています。
一方、ベースブレッドは小麦全粒粉を主原料としています。小麦全粒粉に加え、小麦粉、大豆粉など様々な穀物をブレンドし、チアシードや昆布粉末といった栄養価の高い食材も配合することで、「完全栄養食」としての側面を強く打ち出しています。
1食で必要な栄養素の1/3を摂取できる(脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除く)ことを特徴としており、バランスの取れた栄養を手軽に摂りたい方に向いています。
ただし、グルテンを含み、増粘剤、調味料、乳化剤などの添加物が使用されている点もゼンブブレッドとは異なります。
つまりゼンブブレッドは黄えんどう豆由来の栄養(食物繊維、植物性たんぱく質)、グルテンフリー、植物性、糖質オフといった点に特化しているのに対し、ベースブレッドは小麦全粒粉をベースに、多様な栄養素をバランス良く配合し、手軽に栄養補給ができるという点に重点を置いていると言えます。
どちらを選ぶかは、個人の食事制限や栄養ニーズ、そして何を重視するかによって大きく変わってくるでしょう。
個人的にはどちらも、パンとして十分に美味しいと思います!以前はベースブレッドが栄養がバランスよくて気に入っていましたが、今は添加物をなるべく摂りたくない時期なのでゼンブブレッドが気に入っています。
どちらも保存期間が1ヶ月以上と長く、ストックしておくにも超絶オススメな品です。
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ゼンブブレッド販売店
ゼンブブレッドは主にオンラインでの販売が中心ですが、一部実店舗でも購入することができます。オンラインではZENBの公式サイトがあります。全フレーバーが揃っており、定期購入のサービスもあります。
その他、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手オンラインストアにもZENBの公式ショップが出店しているため、普段利用しているサイトで購入することも可能です。
まとめ
ゼンブブレッドはグルテンフリーでありながら、黄えんどう豆由来の食物繊維や植物性たんぱく質を豊富に含んでいる点が魅力です。原材料を詳しく見ていくと、シンプルな配合であることがわかりました。
購入方法としては、ZENB公式サイトをはじめとするオンラインストアが便利です。一部のオーガニック系スーパーなどの実店舗で見かけることもあるため、お近くの店舗を探してみるのも良いでしょう。
グルテンを避けたい方や、手軽に食物繊維や植物性たんぱく質を摂取したい方にとって、魅力的な選択肢の一つと言えます。個人的には美味しくて気に入っている品なので、見かけると必ずまとめ買いしています。
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