半径5メートルの気になること探し

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ママ、風邪でも休めない現実をどう乗り切る?脱!風邪をひきやすいカラダ

「風邪をひいて寝込んだまま、子どもと遊んだよ・・・手だけで!」。私がまだ独身だった頃、友人が話してくれたエピソードです。かろうじて動かせる手だけで遊ぶ・・・その時の私は漠然と想像するばかりでした。その現実が、数年後に自分にもやってくるとは!

産後は弱るなんてよく聞くけれど、私の場合もそれはもうダイナミックな風邪が次々とやってきました。立ち上がることすらままならないほどのフラつきで、頭はガンガン。それでも、隣には幼い息子がいます。最低限のことだけはなんとかこなさなくてはと、グロッキーな体に鞭打って動く時間は、本当に辛く、孤独でした。ただただ息子の安全だけを見守りながら横になって、時間が過ぎるのをじっと待つばかり。

まさに今、同じような状況で頑張っている方もいるかもしれません。ワンオペだと体がボロボロでも、家事や育児から完全に離れることは難しいものです。この記事ではそんな「休めない」を少しでもラクに乗り切るためのヒントと、そもそも風邪を引きにくい体質を目指すための生活習慣について、自分のためにも調べましたのでご紹介しますね。

 

ママの心と体を守る!頼れる外部サービス&アイテム活用術

休みたいのに休めない!実は意外と近くに、心と体を守ってくれる頼れる味方がいます。何もかも一人で抱え込まずに、ガッツリと頼ってみませんか。

「いざ」という時の切り札!頼れる外部サービスを味方につける

体調が悪い時に一番のネックになるのが、子どもを見ることや食事の準備、買い物といった日々のタスクですよね。そんな時こそ、プロの手や便利なサービスを借りることを検討してみてください。

  • ファミリーサポートや自治体の一時預かり: 市区町村の支援する制度を利用します。例えばファミリーサポートは、地域の人が一時的に子どもの預かりや送迎などをしてくれる仕組み。自治体によっては急な用事や体調不良の際に、数時間単位で子どもを預かってくれる一時預かり事業もあります。いざという時のためにも、事前にどんなサービスがあるか調べておくと安心ですよ。しかし、自分が寝込むほどの時は送迎すらできないので、自宅に来てくれるベビーシッターという手もあります。こちらも元気な時にお試ししておくと、いざという時にスムーズに手配できます。

  • 家事代行サービス: 家事まで手が回らない時は、家事代行サービスに頼るのも一つの手です。最近では単発利用を用意している会社も多く、お掃除や食事の準備を短時間だけ依頼することも可能です。費用はかかりますが、心身の休養のためと割り切って検討してみる価値は十分にあります。筆者も何度かお願いしたことがありますが、やはりプロの手際は素晴らしく、作り置きなどもやってくれる料理上手なお方もいました・・・!

  • ネットスーパー・宅配サービス・ミールキット: 体調が優れない時は、外出自体が負担ですよね。そんな時に頼りになるのがネットスーパーや、野菜や食材を自宅まで届けてくれる食材宅配サービスです。下ごしらえ済みの食材と調味料がセットになったミールキットは、自炊の負担をグッと減らしてくれます。事前に登録しておけば、急な体調不良時でもスマホ一つで注文できます。

 

常備しておくと安心!ママの体を助ける「備蓄アイテム」

「あれがない!」「買いに行けない!」という焦りは、体調不良をさらに悪化させがちです。普段から助かるアイテムをストックしておけば、いざという時に心強い味方になってくれます。

  • 温めるだけ・お湯を注ぐだけ食品: レトルトのお粥やうどん、フリーズドライのお味噌汁やスープ、パスタソース、チンするご飯などは、火を使わずに温かい食事が摂れる救世主です。ローリングストックしておけば、非常時の備蓄にもなって安心!普段から食べ慣れたもの、体に優しく消化の良いものを選んでおくと良いでしょう。

  • 栄養補助食品・ゼリー飲料: 食欲がない時でも最低限の栄養や水分を補給できるゼリー飲料や、栄養補助食品などがあると安心です。経口補水液も脱水症状対策として備えておくと非常に役立ちます。喉が痛くて何も食べられない時でも、アイスだけは喉を通過してくれることがあり、意外と活躍してくれたアイテムでした。

  • 使い捨て食器・キッチン用品: 紙皿、紙コップ、割り箸、そして料理シートやアルミホイルを敷いて調理するなど、洗い物を減らす工夫をしてみましょう。体調不良はもちろん、疲労困憊時にも役立つので、非常用として少しストックしておくのがおすすめです。

  • 体を温めるグッズ: 体を温めることは免疫力アップにも繋がります。使い捨てカイロや温かい飲み物、体が冷えにくいルームウェアなどを準備しておくと、いざという時に冷えから体を守り、少しでも快適に過ごせますよ。特に夏場はカイロが手に入りにくいので、我が家では通年ストックしています。風邪のひき始めに肩甲骨の間の少し上にあるツボ「風門」に張っておくと、高確率で吹き飛ばせます。

 

風邪を引いた時に「最小限」で乗り切る家事・育児

風邪で頭がぼーっとする、体がだるくて起き上がれない。そんな極限状態でも、家事や育児は待ってくれませんよね。緊急時はサボっても全く問題なし!むしろ、それが回復への一番の近道です。

体調不良時の家事の考え方:完璧を目指さない勇気

家事をやめてしまっても死にません。多少散らかっていても、食事がおろそかになっても、誰も困りません。

  • 食事は「超手抜き」でOK!むしろそれが正解 栄養満点の手作り料理なんて、頑張らなくて大丈夫。市販のレトルト食品、冷凍食品、インスタント麺などをフル活用しましょう。私自身も本当に辛い時は、子どもにパンとバナナだけの日があったり、レトルトカレーに頼りまくったりしていました。

  • 簡単で栄養補給になるもの: ゼリー飲料や野菜ジュース、缶詰などは、調理不要でエネルギーになります。喉が痛い時でも食べやすいものを選んでおきましょう。
  • 洗濯、掃除は「必要な時に、できる範囲で」の意識改革 洗濯物が山になっても、埃が溜まっても、命に関わることではありません。拭き掃除はまた後日、と割り切りましょう。家事を手放せば、心も体も少し軽くなりますよ。

 

子どもも巻き込む「おうち作戦会議」

体調不良の時、子どもも寂しい思いをしたり、不安になったりすることがあります。子どもにも状況を伝えると、意外な協力をしてくれることがあります。

  • 「今日はママがお休みの日」と正直に伝える: 幼い子どもにもわかる言葉で伝えてみましょう。子どもはママの様子をよく見ています。正直に伝えることで不安を和らげ、協力してくれることもあります。言葉が通じない頃は、寝込んだ私の上にすっと転がってきました。動かない母を、赤ちゃんなりに何か感じていたのか?とも思います。

  • 静かに遊べる工夫を最大限に!: パズル、ブロック、お絵描き、シールブックなど、座って静かに遊べるおもちゃを用意しておくと助かります。こんな時こそ、動画配信サービスやDVD、タブレットなどをガンガン活用しましょう。

  • 横になりながらできる遊び: 絵本の読み聞かせ、なぞなぞ、手遊び歌、指人形を使ったお話など、横になったままでもできる遊びを取り入れましょう。怠すぎて、手すら動かない時もありましたが!

  • 「代わりに〇〇してくれる?」と役割をお願いする: 少し大きくなった子どもには、「しんどいから、おもちゃをこの箱に入れてくれるかな?」「タオル持ってきてくれる?」など、簡単な手伝いをお願いしてみましょう。子どもは「役に立てた!」と感じ、自信を持つこともあります。

 

家族へ「具体的に」助けを求めるコツ

身近な人に頼ることはとても重要です。状況を理解してもらい、具体的に動いてもらう必要があります。「手伝って」ではなく「〇〇してほしい」と明確に伝える。「洗い物をしてほしい」「子どものご飯を準備してほしい」「熱を測ってほしい」など、具体的な行動を指示しましょう。

体調不良の時はまず自分を最優先、できることだけをやり、頼れるものには思い切って頼る。このシンプルさが、心と体を守る第一歩になりますよ。

 

おわりに:完璧なママじゃなくて大丈夫。あなたは最高に頑張っています

風邪をひいても休めない現実、そして「また風邪?」とショックな気持ち。日々本当に多くのことを抱え込み、頑張っているからです。体調を崩した時は自身の体を最優先に、「できることだけをやる」「頼れるものはガッツリ頼る」このシンプルな考え方で乗り切りましょう・・・!日々の生活習慣を少しずつ見直すことで、風邪に負けない、もっと元気な体へと繋がっていくことを願っています。みんな頑張っている!私も!