
「夏だ!海だ!海水浴だ!」子どもと一緒に行く海水浴は、楽しい夏の思い出作りに欠かせません。子連れ海水浴と聞くと、その準備の大変さに頭を抱える方も多いのでは。
特に、車ではなく電車で向かうとなると、荷物の量や持ち運びのしやすさは死活問題!「電車移動だから荷物はコンパクトにしたいけど、何を持っていけばいいの!?」となりますよね。
この記事では海水浴に毎年行っている筆者(昨日も、逗子海岸に行ってきたばかりです!)が、実際に「これは要る!」と感じたアイテムを厳選してご紹介します。
気になる「海水浴でのスマホや貴重品、どうする?」問題についても、実際に使って便利だったアイテムを交えながら解決策をお伝えします。
海の家を利用する「課金スタイル」から、共同シャワーや簡易テントで乗り切る「無課金スタイル」まで、色々と試してみました!海水浴準備の悩みが解決し、快適な夏の思い出を作りに役立てたら幸いです。
【必須】子連れ海水浴 持ち物&服装チェックリスト&日焼け止め対策
電車移動での子連れ海水浴では荷物をいかにコンパクトにし、厳選することです。快適に過ごすための持ち物・服装・日焼け止め対策をご紹介します!
子連れ海水浴 持ち物チェックリスト【必須アイテム】
浮き輪:お子さんの水遊びをより楽しくしてくれる必須アイテム。ライフジャケットを着た上でも使えるぐらいのサイズが使いやすいです。
ライフジャケット:自治体によってはレンタルできる場合もあります。事前に調べておくといいですね。詳細は後述します。
ゴーグル:顔をつけたり、塩水を防いだりと、大活躍!
タオル:かさばるタオルは、できるだけ最小限にしたいですね。筆者の場合は小学生の息子と更衣室が別になるため、自分用と子ども用で計2枚は持っていきました。吸水性の高い速乾タオルなどもおすすめです。
濡れたものを入れる袋:使用済みの水着やタオルを入れるのに必須。ジップロックや大きめのビニール袋を数枚持っていくと便利です。最近では水分を絞れるタイプも登場しています!荷物が少しでも軽くなりますね。
防水携帯ケース:スマホの安全を守るために便利です。海に入りながらでも写真が撮れます。防水テストをお忘れなく!
日焼け止め:肌に優しいタイプから、上級者になるとクラゲ避けのものまで! 本セクション内の「肌を守る!海水浴の日焼け止め対策」で詳しくご紹介します
あると便利なアイテム
水筒、保冷バッグ:電車移動でかさばらないソフトタイプがおすすめ。周りに文明がある海水浴場なら、道中の自販機でも調達できます。
ゼリー飲料、おかし、軽食:移動中や休憩時にサッと食べられるものが便利。海が塩味だからか、甘いものが人気でした。しかしチョコは要保冷!
ウェットティッシュ:汚れを拭くのに活躍しますが、水道があるとあまり使わないかも?
ゴミ用ビニール袋:ゴミ以外にも、濡れ物入れ、汚れ物入れに使えます。
レジャーシート:軽量・コンパクトなものが電車移動では重宝します。ずっと泳ぐ、コインロッカーを使うなど、浜辺に滞在しないのなら不用です。
状況によって不要なもの:水鉄砲、シュノーケル、ビニールバケツ、おもちゃシャベルなど。最近の猛暑では、砂場でじっくり遊ぶ時間が少ないため、持っていくか検討しても良いでしょう。
浮き輪を膨らませるポンプ/空気入れ:海の家で借りられることが多いので、調べて行くと荷物を減らせます。
肌を守る!海水浴の日焼け止め対策
海の強い日差しは、大人も子どもも油断大敵。特に子どもの肌はデリケートなので、万全の対策が必要です。
日焼け止めの選び方:SPF/PA値が高いもの、ウォータープルーフタイプが強力ですが、私は石鹸で落とせる肌に優しい成分のものを親子で兼用しています。どちらかというと、塗るよりも肌を露出しない方を徹底します。
正しい塗り方と塗り直しのタイミング:海に入る30分前には塗り、2~3時間おき、または海から上がったらすぐに塗り直しましょう。
日焼けしてしまった時のアフターケア:万が一、日焼けしてしまった場合は、冷たいタオルなどでしっかり冷やし、保湿を心がけましょう。
海水浴での服装はこれで完璧!
海水浴での服装は、日焼け対策と動きやすさがポイント。肌を守る完全防備スタイルがおすすめです。
大人の服装:
水着:自宅から着ていくと楽ちん!&顔まで覆えるラッシュガードで日焼け対策!
水陸両用レギンス:筆者のように基本的には肌を出さないスタイルであれば、日焼け止めを塗り直す手間も減って楽です。クラゲでなくとも海の生物(チンクイなど)にちょこちょこ噛まれたりするので、ある程度の防御もできます。速乾性のある素材を選ぶと、濡れても快適です。
帽子(マリンハット):つば広など、顔や首元までしっかりカバーできるものがおすすめです。特に首の後ろはうっかり焼けます!濡れても大丈夫なマリンハットもおすすめ。またはラッシュガードで顔まで覆えると、一日中海に浸かっていても日焼けダメージはほぼなし!見た目はよろしくないですが。
着替え洋服:帰りの電車での快適さを考慮し、シワになりにくく軽くて速乾性のある素材を選ぶと楽です。
子どもの服装:
水着 :必須アイテム。
ラッシュガード&マリンハット:首元までカバーできるタイプが◎。>>キッズ用マリンハットを見てみる【楽天】
水陸両用レギンス :泳ぐがメインでしたら、紫外線や微生物から肌を守ってくれて便利です。我が家では水着とレギンスが一体化したものを買いました。忘れ物しにくくて、いいかも。
マリンシューズ:大人用も忘れずに。熱い砂浜や岩場から足を守るために必須です。ビーチサンダルと違って、そのまま泳いでも脱げなくて便利です。(海までは普段履き慣れた靴でいきます。履き慣れないビーチサンダルで、靴擦れを起こさないためにも)>>キッズ用マリンシューズをチェック【楽天】
電車移動でも役立つ便利グッズ
ポップアップテント:砂浜での日よけや、着替えの際にプライベート空間を確保できる優れもの。小さいお子さんのお昼寝スペースとしても重宝しますが、最近の猛暑を考えると昼寝は海の家などの屋内がいいかも。海の家の更衣室やシャワーが有料の地域ですと、テントがあると節約にもなります。軽量タイプですと持ち運びも苦になりませんが、帰ってからの砂落としは大変!
キャリーカート:駅構内や駅から海までの移動は、意外と荷物が重く大変です。折りたたみ式の軽量キャリーカートがあれば、大量の荷物も楽々運べます。帰りの疲れた体には特にありがたいアイテムです。しかし砂浜で引っ張るのは重労働すぎるため、海水浴場の地理をよく調べたいところです。
冷感タオル、携帯扇風機:真夏のビーチは想像以上に暑いもの。水に濡らして絞るだけでひんやりする冷感タオルや、コンパクトな携帯扇風機は、クールダウンに役立ちます。熱中症対策としても。主に砂浜で過ごすならば、活躍間違いなしです。
防水バッグ、メッシュバッグ:濡れた水着やタオルを分けて収納できる防水バッグは、他の荷物が濡れるのを防いでくれます。通気性の良いメッシュバッグは、砂を簡単に落とせるので、持ち帰る際も便利です。
解決!海水浴でのスマホや貴重品、どうする?
海水浴中、最も多くの人が頭を悩ませるのがスマホや貴重品の管理ではないでしょうか。海に入りたいけれど、荷物が心配!
スマホを海に持っていくメリット・デメリット
スマホを海に持っていくメリットは何と言っても、泳いでいる子どもの最高の表情を写真や動画に収められること!緊急時の連絡手段として。時間を確認できる。
デメリットは水没や砂による故障のリスク。盗難のリスク。水濡れや汚れによる故障です。便利グッズがあれば、海水浴中でも大切なスマホや貴重品を守りながら、思いっきり楽しめます。筆者が実践している対策とおすすめアイテムをご紹介します。
おすすめの防水グッズ紹介
大切なスマホや貴重品を守るためには、事前準備が必須です。特に海水は電子機器にとって大敵なので、徹底した防水対策を心がけましょう。
エレコムの防水ポケット(筆者も愛用中!):筆者が使用しているのが、エレコムの防水ポケットです!首から下げられるタイプなので、海に入りながらでも両手がフリーになり、子どもの様子を瞬時に写真に収められます。タッチ操作もスムーズにでき、水辺でのスマホ利用のストレスが激減しました。カード類などを別ポケットで収納できるタイプもあり、貴重品を持ち運べて便利です!
海で使う前には風呂場などで防水テストを必ず行なってください。このタイプは繰り返し使っていると徐々に劣化していくため、一、二年での消耗品だと思うのがよいそうです。実際に去年購入したものを風呂場でよく使っていたら、浸水するようになりました!
その他、様々なタイプの防水ケースや防水バッグがあります。ご自身のスマホの機種や、どれくらいの防水性能が必要かを確認して選びましょう。
防水ポーチ:スマホ以外に、鍵や少額の現金、カード類などをまとめて入れておける防水ポーチなどもあります。防水機能はしっかりしていますが、ファスナータイプは何かに引っかかると意図せずに開いてしまう場合があり、泳ぎながら使う場合には注意が必要です。
スマホや貴重品の保管方法
海の家や公共施設のロッカーを利用する:最も安心な方法です。筆者も海の家を利用する課金スタイルの際は、迷わずロッカーを利用しています。
簡易テントや荷物の中に隠す:無課金スタイルの場合、簡易テントの中に荷物をまとめたり、タオルなどで隠したりする工夫も必要です。ただし、目を離す際は、貴重品だけは肌身離さず持ち歩く意識が大切です。
家族・友人との協力体制:交代で荷物番をする、というのも有効な手段です。
【安全第一】ライフジャケット情報も忘れずに
特にお子さんとの海水浴では、何よりも安全を最優先に考えなければなりません。万が一の事態に備え、適切なライフジャケットの準備と着用を徹底しましょう。
子どもの安全を守る!ライフジャケットの重要性
ライフジャケットは命を守る大切なアイテムですが、浮き輪なしでも浮かぶのでより海水浴を楽しめるアイテムでもあります。特に、泳ぎに自信がないお子さんや、予測不能な動きをする幼児には、必ず着用させましょう。自治体によってはライフジャケットの着用が義務付けられている場合もあります。
選び方のポイント
サイズ: 子どもの体にフィットするサイズを選びましょう。大きすぎると脱げてしまう可能性がありますし、小さすぎると窮屈で動きを妨げます。
浮力: 子どもの体重に見合った十分な浮力があるものを選びましょう。製品の表示を確認してください。
股ベルトの有無: ライフジャケットが上にずり上がらないよう、股ベルトが付いているタイプがおすすめです。水中でも体が抜け落ちるのを防げます。
視認性の良い色: 目立つ色(オレンジや黄色など)のライフジャケットを選ぶと、遠くからでも子どもの位置を確認しやすくなります。
無料レンタルを活用しよう!
筆者が訪れた逗子海岸では、なんとライフジャケットを無料で借りることができました!これは荷物の軽量化にも繋がり、電車移動の私たちにとっては非常にありがたいサービスです。全ての海水浴場で無料レンタルがあるわけではないので、事前に訪れる海水浴場の情報をチェックしておくと良いでしょう。
ライフジャケットレンタルステーション情報→こちらから
まとめ
夏の海水浴は子どもたちにとって、忘れられない楽しい思い出になるはずです。その楽しさの裏には、パパやママの周到な準備が欠かせません。
今回ご紹介した持ち物や服装、便利グッズ、そしてスマホや貴重品の管理方法、ライフジャケットの選び方と活用術が、海水浴準備の負担を少しでも減らし、家族みんなが心から楽しめる夏の思い出作りの一助となれば幸いです。
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