「子どもが勉強しない」「学習ドリルを買っても、三日坊主で終わる」そんな悩みを抱える親なら、一度は積ドリルを経験しているのではないでしょうか。
我が家にも手つかずの学習用ドリルが山のように積まれています。読書好きが本を積むことを「積読(つんどく)」と言うならば、これはもう「積ドリ(つんどり)」ですわ。
なぜか?それは、彼らが持つ魅惑的なタイトルのせいです。「この一冊で頭が良くなる!」「これだけやれば応用まで完璧!」「ぐんぐん思考力がアップ!」
魔法の呪文かな?って思うくらい、親心に揺さぶりをかけてくるんです。「このドリルさえあれば、全てがうまくいくんじゃないか!?」そう錯覚したカモ体質の私は、あっさりと購入。
一度は息子にやらせてはみるものの、ものの数日で「オブジェ」と化すところまでがワンセット!あぁ、何度この愚行を繰り返したことか。
…そんな中、奇跡は起きました。積ドリルの山が崩壊寸前のとき、勉強嫌いな息子が(比較的)やっているドリルに出会ったんです!それが、こちら。
『最強王図鑑ドリル』【PR】
※あくまで我が家の場合ですが、「バトルもの・図鑑が好き」「机に向かうのが苦手」なタイプの子には、かなり相性が良いと感じました。
「最強王図鑑ドリル」には、平和な日常が詰まっていた!
最強王図鑑は、恐竜、妖怪、神々、動物など、ありとあらゆる強い者たちが集まって、誰が一番かを決めるという、天下一武道会のようなバトルです。ゆえに登場キャラたちは、もれなく獰猛で好戦的な顔つきをしています。
「the!漢の世界」って感じで、ギラギラが詰まっているわけですよ。なのでドリルの例文もさぞかし穏やかではないだろうと思います。
- 『どんな物でも切れるアマダスの鎌』うんうん、いいよいいよ、それっぽい。
- 『太陽の炎でできた矢を放つ』最高!強そう!
- 『決して死なないヒュドラーの頭』いいねぇ、燃えるねぇ。
と、ここまでは順調だったんですけどね。
- 『京都駅でチラシを配る』いきなり、働き者かい!
- 『郵便局から箱を発送する』メルカリで何か売れた!?
- 『お湯の温度を確かめる』丁寧に暮らしてるわね!
壮絶なバトルと主婦の日常が混ざり合って、世界観がぐちゃぐちゃに!『海の神が大波を起こす』と、神々の力を示した例文と同じページに、『当番を代わる』と急に優しいキャラが出てくるんです。
ある程度は設定を無視しないと、全ての問題が作りきれないんだな・・・きっとそういうことなんだな。大人的にはツボなんですけど、息子は全く違和感に気づいていませんでした。無邪気か。
そう思うと、うんこドリルの徹底ぶりは芸術作品だった!
元祖ドリル界の異端児、「うんこドリル」は徹底していました。表紙に「全例文でうんこの使用に成功!」と書いてあります。当時は「え、そんな当たり前やん?」って思いましたけど、今となってはあれこそが、世界観を貫き通した偉業だと気づきました。
ちなみに、うんこドリルを自分用に買った大人は私です!立ち読みした時に、あまりのシンプルな笑いにを心を大きく揺さぶられ、大爆笑して以来、ずっと家宝にしています。肝心の息子ですが、うんこドリルには全く興味を示さず…!
「小学生男子はうんこが好きじゃなかったのか!?」まさに今だ!と思ったタイミングで宝を出したのに、残念。
もしかしたら、子どもウケなんて端っから狙っておらず、私のようなアホな大人をターゲットにして、買わせる作戦だったのかもしれません。(まんまと買ったけど!)
これからも宝物を大事に保管しながら、しょうもないことで笑える大人でいようと心に誓ったのでした。
まとめ|勉強嫌いな子でも「続くドリル」は存在するかもしれない
女の子のママで、こんな人がいます。「とにかく!すみっこか、ちぃかわがついていたらいい!どんなドリルも食らいついてくれるから、英検もこれで通過できた!!神すぎる!」と。あまりの感謝で、作者にお歳暮を贈りたいそうです。
もしお子さんが興味を持てる、偉大なドリルに出会えたらラッキーです。最終手段としては、もう自作するのもアリなのかな…とか思ったりしている今日このごろ。それほどの価値があります。