
ミャクミャクとは?不思議な見た目に込められた意味
2025年に開催される大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」は、赤と青が融合した不思議な生き物。赤色は「細胞(生命)」、青色は「清い水(変化やつながり)」を表しています。
そのユニークな外見から、誕生初期は「気持ち悪い」「怖い」と賛否両論ありましたが、徐々に人気が上昇し・・・今では公式グッズが多数展開されるほどの大ヒットキャラクターになりました。
万博が終わった今も、東京のミャクミャクグッズを扱うショップでは入場するのに大行列となっているようで、その勢いは止まりません。
筆者もまさに、初見は「何だ、このキャラは!?」と不気味がっていたのですが、徐々に愛着は増し、ついには万博に行ってミャクミャクハウスに並ぶほど大ファンになっています。
公式設定では目の数や意味は明確にされていませんが、デザインを観察すると正面に5つ、しっぽに1つ、合計6つの目が確認できます。この記事では、公式情報とファン考察をもとに、ミャクミャクの目の数やデザインに込められた意味を解説します。
ミャクミャクとは?公式キャラクターの魅力と誕生秘話
ミャクミャクの赤色は生命の象徴である「細胞」を、青色は自在に形を変えられる「水」をイメージしています。細胞と水がひとつになって生まれた存在とされており、なりたい自分を探して姿を変え続けているのだとか・・・。
2022年3月22日に最終デザインが決定。公募では約1万9000件以上の応募があり、最終候補3作品から一般意見を反映して選ばれました。
ミャクミャクの目の数はいくつ?デザインに込められた意味も解説
公式設定として、ミャクミャクの「目の数」は明言されていません。しかし、デザインをよく観察すると、正面に5つと、しっぽに1つで、計6つの目が描かれているように見えます。
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正面に5つ
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しっぽの先に1つ
つまり、合計6つの目が確認できます。
ミャクミャクの目の数の意味は?公式設定とファン考察まとめ
現時点で、目の数や配置の意味は公式には発表されていません。しかし、ミャクミャクのコンセプトには「つながり」「多様性」「いのちの連続」といったテーマが込められています。そのため、ファンの間では次のような考察も見られます。
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世界や人々を多角的に見つめる多様な視点を表している
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細胞が分かれたり増えたりするように、命のつながりを象徴している
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万博テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を具現化した造形
- しっぽの1つの目は、未来や未知の可能性を見つめる象徴。新しい挑戦や冒険心を象徴しており、来場者の好奇心を刺激している
答えはありませんが、見る人それぞれが自由に感じ取れるデザインであることが魅力とも言えます。デザインに込められた思いが深いですね。
ミャクミャク特徴まとめ
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正面に5つ、しっぽに1つ、計6つの目
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赤は生命・細胞、青は水・未来
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好奇心旺盛で人懐っこい性格
ミャクミャクデザインの秘密:ロゴマークとの関係
ミャクミャクのデザインは、万博ロゴマーク(赤い輪の集合体)をもとに生み出されました。そのため、体の赤い部分が「細胞」、青い部分が「水」として生命の循環を象徴しています。
デザイナー・山下浩平さん(mountain mountain)は絵本作家でもあり、「遊び心」と「いのちのつながり」を感じさせる造形を得意としています。目が多いのもちょっと奇妙で、でもどこか温かい存在に見せるためのデザイン的な工夫なのです。
一般公募から選ばれたデザインは、最初は賛否が分かれましたが、二次創作やファンアートを通じて徐々に人気に!専門家も普通は万人受けするデザインを選ぶが、ミャクミャクは挑戦的で新しいキャラクター表現の形と評価しています。
ミャクミャクは最初にインパクトがあった分、振り幅がとてつもなく大きかったですね。これほど大人気になるキャラクターになるとは・・・!万博ではキティ、くまモンというレジェンドたちが応援に来ていましたが、並んでも遜色ないほどのオーラでした。
イベントでの活躍とグッズ人気

ミャクミャクは、開幕1000日前イベントで初お披露目され、全国のPRイベントや海外ジャパン・エキスポにも登場。
- 「ミャクミャク ハウス」でプロフィールやアニメ版コーナー展示
- ぬいぐるみくじは大人気で、寝そべりポーズのぬいぐるみが必ず当たる
- SNSでも「気持ち悪いと思ったけど、心は優しい」と話題に
私も10月に万博に行きましたが、グッズコーナーは山手線のラッシュのような込み具合だし、ミャクミャクハウスにも1時間半ほど並びました・・・!ぬいぐるみくじなど挑むことができないほどの混雑です。その人気ぶりが伺えました。
まとめ:ミャクミャクの目の数と意味を解説
ミャクミャクの「目」は、実は公式に明確な意味づけがされていません。数も決まっておらず、見る角度やデザインによって異なるのが特徴です。けれど、そのあいまいさがミャクミャクの魅力。
細胞と水がひとつになって生まれた存在という設定通り、形を変えながら、自分らしい姿を探し続けているようにも感じられます。目の数に意味があるというよりも、一人ひとりが自由に感じ取れる余白こそが、ミャクミャクの本質なのです。