
うちの縦型洗濯機は、気づけば10年以上選手。それでも特に故障もなく、今も現役で働いてくれています。そのぶん、洗濯槽のカビ取りは時々実施。ドラッグストアで買える安価な洗濯槽クリーナーを、酵素系と塩素系で使い分けてきました。
そんな中、年始の買い出しで見つけたのが、ひときわ値段が高い洗濯槽クリーナー「カビトルネード」。正直、「洗濯槽クリーナーでこの値段?」と一瞬ひるみつつも、新年の勢いで購入。汚れが取れそう!
安いものと何が違うのか。10年以上使った洗濯機でも意味はあるのか。ネットで見かける「カビトルネードはやばい」「取れない」という声は本当なのか。そんな疑問を持ちながら、実際に使ってみました。
カビトルネードは酵素?塩素?どっちタイプなのか
洗濯槽クリーナーは、大きく分けると酵素系と塩素系が定番です。私自身、黒カスが目に見えて出る酵素系と、ニオイが消える塩素系を、同時、もしくは状況に応じて使ってきました。
では、カビトルネードはどちらかというと、塩素ではない酸素系(過炭酸ナトリウム)タイプ。A剤・B剤の2剤式で、水と反応して酸素の力で汚れを浮かせる仕組みです。ツンとした塩素臭はなく、刺激はかなり控えめ。
「やばい」と言われる理由は、刺激の強さというより、効き方が分かりにくい点にある気がしました。
【レビュー】実際に10年以上使った縦型洗濯機で試してみた
使用前の状態
10年以上使用していますが、完全に放置していたわけではなく、年に数回は洗濯槽クリーナーを使用。見た目はそれなりに見えても、「中は何かしら溜まっているだろうな」という感覚はあります。今回は、いけるところまで一度リセットしたい!そんな気持ちで挑みました。
洗浄中の様子(泡は見えた?)
説明書どおりにA剤、B剤を入れて洗濯機を回しましたが、正直に言うと、目視で確認できるような泡は、ほとんど見えませんでした。溶けてる?
よくあるモコモコ泡だらけ!という見た目ではありません。つけ置き時間中、中でワサワサ反応していたのかどうかも、正直よく分からず。この時点では、普段のクリーナーとそんなに変わりはないか?と感じました。
カビトルネードで取れた汚れと正直な感想【閲覧注意】

A剤を入れてしばらく運転すると、黒いものがプカプカ浮いてきました。ちゃんと汚れは取れていました。量としては、これまで使ってきた洗濯槽クリーナーと同じくらい。ただ、ここで今までと明らかに違う点がひとつ…!
いつもと違う「カビの形」
これまで出てくるカビは、だいたい、ぴらぴらしたワカメ状。ところが今回は、丸くて毛玉みたいな塊状のカビが出てきました。
量はほぼ同じなのに、形がまったく違う。正直、「なにこれ!?初めまして!」というニューワールド。今まで取れていなかった層の汚れが、まとめて剥がれたような印象を受けました。
「取れない」と感じる人がいる理由
この結果を見て思ったのは、カビトルネードは溶かすタイプではなく、固まりごと剥がすタイプなのかと感じました。そのため、ワカメ状のカビが大量に浮く見た目に分かりやすい「ごっそり感」を期待すると「思ったより取れない?」と感じるかもしれません。
しかし口コミを見てみると、「ワカメ状のものがゴッソリ出てきた!」という方もいたので、洗濯機のカビ具合によって何が出てくるのかお楽しみに!というところでしょうか。
泡も目立たないので、効いている実感が湧きにくいのも正直なところ。実際、普段と比べてどう違うのかがこの時点ではよくわからず。
やはりゴッソリ取れていた!!
洗浄が終わった後、念のためもう一度、槽洗浄モードを回しました。普段だと残りカスみたいなカビがチラホラ浮いてくるのですが、カビトルネードの後はカスが浮いてこない!スッキリ透き通った水です。
これは全てのカスが流れ落ちたと思っていいのか!?流れ落ちたとみなします。信じる者は救われる。
臭いは普段の程度がよくわかりませんが、スッキリ無臭!薬品臭も、汚れ臭もなしです。洗濯機の中がなんだか爽やかな、澄んだ空気になりました。
カビトルネードで失敗しない使い方のコツ
- 説明書どおりA剤→B剤の順を守る
- 見た目の派手さを期待しすぎない
- 一発逆転ではなく、定期メンテナンス用と考える
「一度で新品同様」を求める人には不向きですが、定期的に掃除している人のリセット用途には向いています。私は真冬の水道水で洗いましたが、40度くらいのぬるま湯を使うと、さらに汚れが剥がれ落ちるはずです。
カビトルネードはどんな人におすすめ?
おすすめな人
- 洗濯槽掃除を習慣にしている
- 塩素系の刺激が苦手
- 効いているかどうかを冷静に判断できる
向いていない人
- 全ての黒カビを一撃で壊滅させたい
- 泡や見た目の派手さを重視する
カビトルネードの口コミは本当?実際に多い声
実際に調べてみると、口コミにはこんな傾向がありました。
よくある良い口コミ
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ニオイがスッキリした
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塩素臭がきつくない
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定期的に使うにはちょうどいい
一方で多い不満の声
-
思ったほど汚れが出ない
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泡が出ず、効いている実感がない
-
値段のわりに地味
今回実際に使ってみて感じたのは、これらの口コミはどれも事実だということ。洗濯機の状態と、カビの蓄積具合によって感じ方が変わってくるように思います。
カビトルネードのやばいチカラ|まとめ
カビトルネードは「やばい」「取れない」と言われることもありますが、泡が見えなくても、派手な変化がなくても、汚れはちゃんと取れていました。
しかも、今までとは違う形状のカビが出てきたのは事実。スッキリした空気になりました!10年以上使った洗濯機でも、意味はあったと感じています。
高いか安いかで言えば、正直ちょっとお高め。でも、「何が違うのか試してみたい人」には、納得できる結果でした。