
散々、絵本の読み聞かせをしてきたのに、「うちの子、ぜんぜん本を読まない…!」そんな結果になっていませんか。ネットの海を見渡しても、絵本の読み聞かせに効果はなかった!という先人のコメントがずらり。そうはうまくいかないようです。
かくいう私も、子どもが赤ちゃんの頃から、毎日のように絵本を読みました。寝る前も、朝も、時間を作っては読みました。佐藤ママの影響で「絵本10000冊」という言葉を共感し、ベビーくもんにも入会。読解力を身につけて、勉強で苦労をしないようにと願いながら。
そして…9歳になった今!まぁ、確かに本は見まくっています。しかし内容は、電車と最強王シリーズのみ。物語?小説?名作?まったく、見向きもしません。 文章の読解力は、思っていたほど伸びていないというのが本音です。
この記事では、「絵本の読み聞かせは、効果なし?」「正直、ムダだった?」そんな思いを抱いた人に対し、読み聞かせを9年間続けた結果、我が家の場合はどうなったのかを、きれいごと抜きで書いていきます。
絵本の読み聞かせをしても「効果なし」と感じる瞬間とは?
読み聞かせをしてきた親が「効果なかったかも…」と感じるのは、だいたいこんな時です。
- 本を自分から読まない
- 語彙力が爆発的に伸びた感じがしない
- 勉強が好きにならない
- 図鑑・電車・最強王などジャンルが極端(我が家…)
- 想像していた本好きな子と違う
多いのはこのあたりです。我が家では、本は好きっぽいけど、ジャンルが狭すぎる問題。いろんな本を読む子になると思ってたのに問題。このギャップが、読み聞かせ=効果なしという感情につながりました。
どうせなら歴史漫画や小説も読んで欲しいな〜!と思いますが、私も子どもの頃は、それほど熱心に読んでなかったな…。
実体験|絵本も童謡も、できることは全部やった
我が家は、いわゆるかなり熱心な方だったと思う。
- 絵本はとにかく量を読む
- 童謡を日常的に流す
- 佐藤ママ系メソッドを参考にする
- ベビーくもんにも通わせる
「ここまでやれば、何かしら形になるだろう」そう狙っていました。そして9歳へ…。
✔ 活字への抵抗はない
✔ 本を読む習慣もある
✔ 読むのは電車と最強王だけ(99%…!)
物語性のある本は、ほぼスルー。正直、読み聞かせって、効果なかった!?と思ったことは何度かありました。しかし、読んでいてよかったこともあります。
絵本の読み聞かせは本当に効果なし?そう言い切れない理由
ただ、冷静に振り返ると、完全にゼロだったとは思えない部分もはっきりあります。気が狂ったように読んでいた時代は、子どもの情緒がとても落ち着いていたように記憶しています。単に絵本の効果というよりは、親子の触れ合いで、いい空気だったのかな〜と思います。また、好きなジャンルの本に限っては以下の傾向が見られます。
- 活字への耐性がある
- 文字量が多くても逃げない。
- 説明文や情報文を読むことが苦じゃない。
- 内容をしっかり読み込んでいる。
電車や最強王は「そこまで知る!?」というレベルまで深掘りしています。情報を読む力が育っているように思います。物語よりも、知識を得るための読書が自然にできたのかと。しかし、物語への興味はさっぱりで、内容がいまいちわかっていないことも多々…!読解力をどうつけたらいいのか、目下の悩みです。
このあたりを考えると、読み聞かせの効果は、本が好きになるではなく、読むことが当たり前になる、という形では出たのかもしれません。
読み聞かせで得られなかったもの・得られたもの
正直に整理すると、こうなりました。
期待していた親の欲目
- どんなジャンルも読む読書家
- 勉強が大好きな子
- 国語が得意な優等生像
実際に得られたもの
- 本への抵抗のなさ
- 好きな分野への強い知的好奇心
- 読書が特別な行為ではない感覚
理想通りではなかったけど、まぁOKということにしました。ちなみに私は本をよく読むのですが、親が読む姿を見せたところで、全く効果はないことも証明されました…!
地頭が良くなるとは、こういうことかもしれない
読み聞かせをしていると、地頭が良くなる、賢くなるといった言葉をよく目にします。でも実際に育ったのは、何でもできる子ではなく、好きなことをとことん掘る子でした。
地頭の良さって、テストの点や読書量だけじゃなく、興味を持ったことを自分で調べ、理解し、広げていく力でもあるはず。
この考え方については、▶︎『地頭が良くなる本』の記事でも、もう少し詳しく書いています。意外と侮れない本がたくさんあります。
絵本の読み聞かせは「万能薬」ではない
読み聞かせは、やれば必ず成功する、やれば理想の子に育つ、そんな魔法ではありません。もはや「子育ての思い出」くらいの位置付けです。確かに、幸せの記憶でした…。(今も子育て最中ですが)
なので、無意味でも失敗でもなく、どんな芽が育つかは子ども次第。どんな思い出が残るかは人それぞれ。それだけでした。
まとめ|これから絵本の読み聞かせをするならば
もし今、ちゃんと効果あるのかな?と不安になっているなら、
- 効果を短期で判断しなくていい
- 本好き=何でも読む子、ではない
- 偏りは悪じゃない
- 親が疲弊するほど頑張らなくていい
読み聞かせは、将来を保証する投資でもなく、親子の時間を積み重ねる尊いイベント。その結果、読書好きになってくれたらラッキー!?くらいの軽い気持ちが◎。
読まない子は何をしても読まない、読む子は何もしなくても読む。先輩方の話をまとめると、そもそも(親)がコントロールできるものでもありませんでした。