
図書館で『アイロンビーズでつくる新幹線&電車』という本を見つけ、あまりの可愛さに思わず借りてきてしまいました。アイロンビーズは人生初めてで、何から始めたらいいのかさっぱり。
ひとまずダイソーで買ってきたのですが、ネットで調べてみると「ダイソーのアイロンビーズってくっつかないって本当?」と出てくるじゃありませんか!
そんな心配をよそに、無事に作品が完成しました。たいへん可愛い!細かい作業が脳トレにもなるんじゃないかと期待しています。
この記事では私のようなアイロンビーズ初心者が、迷わず楽しく新幹線や電車を作れるように、ダイソーのアイロンビーズを使った準備からアイロンがけのコツ、そして「くっつかない!」といったよくある悩みの解決策まで、経験を交えながら解説していきます。カラフルなアイロンビーズで自分だけのオリジナル作品を作ってみませんか。
【結論】ダイソーアイロンビーズは「くっつかない」は誤解だった!
「ダイソーのアイロンビーズってくっつかない」なんて情報を見かけて、不安に思っていた私ですが、ちゃんとくっつきました!とはいえ、本家のアイロンビーズを知らないため、その差は不明ですが。

ご覧の通り、こんなに可愛らしい電車が完成しました!心配は杞憂に終わったわけです。では、なぜ「くっつかない」という噂が広まっているのでしょうか?
それはアイロンのかけ方にちょっとしたコツがあるからなんです。私も最初はなかなかくっつかず、「やはりネット情報通りだったか!?」と焦りましたが、今はコツを掴んで楽々くっつけられます。
品質が悪いわけでは決してありません。むしろ、100円ショップでこれだけのクオリティのものが作れるのは本当にすごいことです。
アイロンビーズを始める前に!ダイソーで揃える基本セット
ダイソーのアイロンビーズがちゃんとくっつくことが分かったところで、いよいよ実際に作品を作り始めるための準備に取り掛かりましょう!私がダイソーで買ってきたものと、その他に家にあると便利なものをリストアップしました。
ダイソーで買えるアイロンビーズ用品
- アイロンビーズ(ビーズ):色々な色がセットになったものや、単色で売られているものがあります。まずは多色セットで基本的な色を揃えるのがおすすめです。新幹線や電車を作るなら、白、黒、青、赤、黄色あたりは必須ですね!
- プレート:ビーズを並べるための板です。様々な形がありますが、電車や新幹線を作るなら、まずは四角いプレートが一番使いやすいでしょう。サイズもいくつかあるので、作りたい作品の大きさに合わせて選びましょう。
- アイロンシート(クッキングシートでも代用可):アイロンをかける際に、ビーズとアイロンの間に挟むシートです。 その主な役割はビーズがアイロンにくっつかないようにすることなので、耐熱性のあるクッキングシートでも、十分にその役目を果たしてくれます。
専用シートの方が繰り返し使えて経済的だったり、透明でビーズの溶け具合が見やすかったりするメリットもあります。
その他、家にあると便利なもの
- ピンセット:細かいビーズをプレートに並べる際に、あると格段に作業がしやすくなります。プレートについていることもあります!ダイソーでも手芸コーナーなどで見つかることがありますよ。
- 重しになるもの:アイロンがけの後、作品の反りを防ぐために使います。厚い本や辞書などがおすすめです。
- ビーズをしまう容器:色が混ざらないように、仕切り付きのケースなどがあると便利です。
- アイロン:ご家庭にあるもので大丈夫です。スチーム機能はオフにして使いましょう。
【図案選びのコツ】無料図案を活用して新幹線&電車を作ろう!
実際に作品を作るための「図案」を選んでいきましょう!アイロンビーズは、この図案選びも醍醐味の一つ。私は図書館で借りてきた『アイロンビーズでつくる新幹線&電車』という本を参考にしていますが、他にも無料の図案がたくさんありますよ。
アイロンビーズの図案の種類と見つけ方
アイロンビーズの図案は、大きく分けて以下の方法で見つけることができます。
アイロンビーズの専門本: 私が借りた本のように、特定のテーマに絞ったものや、様々な作品が載っている総合的なものがあります。初心者向けに色の指定や並べ方が詳しく書かれているので、とても分かりやすいです。
インターネットの無料図案サイト: 「アイロンビーズ 図案 無料」「アイロンビーズ 電車 図案」などで検索すると、個人で公開されているものから、メーカーが提供しているものまで、たくさんの無料図案が見つかります。
メーカーの公式ウェブサイト: アイロンビーズのメーカー(パーラービーズなど)の公式サイトでも、無料でダウンロードできる図案が豊富に提供されていることがあります。
初心者におすすめの無料図案サイトや本の活用法

まずシンプルな図案から始めるのがおすすめです。
色数が少ないもの: 使うビーズの種類が少ないと、ビーズを探す手間が省けてスムーズに作業できます。
シンプルな形: 最初から複雑な立体作品に挑戦するよりも、平面的な作品でアイロンがけのコツを掴むのが賢明です。
見やすい図案: ビーズの配置がマス目でわかりやすく示されている図案を選びましょう。インターネットの無料図案を利用する場合は、画像を印刷して使うと便利です。スマホやタブレットの画面を見ながらでも作れますが、印刷すれば拡大して見たり、途中で画面が消える心配もありません。
私が使った本は実物大の図案だったため、プレートを乗せたら見たままの色のビーズを乗せるだけで簡単に作れました!
新幹線や電車の図案を選ぶ際のポイント〜私の体験談
新幹線や電車を作るのが目標だったので、図案選びにはちょっとしたポイントがあります。
好きな車両から選ぶ: まずは自分が作りたい!と思う新幹線や電車の種類から探してみましょう。好きなものだとモチベーションも上がりますよね。
側面図から挑戦: 初めての場合、新幹線や電車の平面的なデザインから入るのがおすすめです。立体的な車両は、複数のパーツを組み合わせて作るため、慣れてからの方が失敗しにくいです。
色合わせを楽しむ: 実際の車両の色を再現するのも楽しいですが、ダイソーのビーズにある色でアレンジしてみるのもアリです。カラフルなオリジナル電車を作るのも楽しいですよ!
くっつかないを回避!ダイソーアイロンビーズを上手に作るための基本テクニック
一番の肝となるアイロンがけの工程です。「くっつかない」という心配はもうありません。これからお伝えするちょっとしたコツを押さえれば、ダイソーのアイロンビーズでもちゃんと可愛く仕上がりますよ!
我が家では最初くっつかなかったのですが、アイロン時間を増やしたらガッチリくっつきました!アイロンとの相性が掴めたら、問題ないと思います。
1. プレートにビーズを並べる際の注意点
アイロンをかける前に、まずはビーズをプレートにきちんと並べることが大切です。
すき間なく並べる: ビーズ同士がしっかり密着するように、プレートのピンに奥まで差し込みましょう。少しでも浮いていると、その部分だけうまく溶けずにくっつかない原因になります。
配置の最終チェック: アイロンをかけ始めたらやり直しは難しいので、もう一度図案と見比べて、ビーズの色や位置が間違っていないか確認しましょう。
2. アイロンのかけ方で全てが決まる!温度と動かし方のコツ
ここが「くっつかない」を回避する最大のポイントです!
アイロンの温度設定: アイロンは中温〜高温に設定しましょう。いきなり最高温度にするのではなく、まずは中温で様子を見るのがおすすめです。ご家庭のアイロンによって温まり方が違うので、まずは目立たないビーズで試し溶かしをしてみるのも良いでしょう。
アイロンシートを置く: 並べたビーズの上に、シートを乗せます。ビーズ全体が隠れるように、少し大きめにカットして使いましょう。
均等に圧をかけながらゆっくり動かす: アイロンをシートの上に乗せたら、力を入れすぎずにゆっくりと円を描くように動かします。同じ場所に長時間押し付けず、全体に均等に熱が伝わるように意識してください。
冷ます時間も重要: 片面が溶けたら、すぐにプレートから剥がさず、熱いうちに上から本などの重しを乗せて数分間冷ましましょう。こうすることで、作品の反りを防ぎ、しっかりと定着させることができます。
3. 両面アイロンでさらに丈夫に!
片面だけアイロンをかけても作品は完成しますが、両面にアイロンをかけると、より丈夫に仕上がります。片面が冷めてしっかり固まったら、プレートからそっと剥がします。剥がした作品を裏返しにして、再度シートを乗せます。
同じように中温〜高温のアイロンでゆっくりと円を描くように熱を加え、ビーズを溶かし固めます。こちらも熱いうちに重しをして冷ましましょう。
4. アイロンがけの失敗例と、その対策
よくある失敗とその対策を知っておけば安心です。
くっつかない!:
原因: アイロンの温度が低い、当てる時間が短い、熱が均等に伝わっていない。
対策: もう一度シートを乗せて、少し温度を上げてみたり、当てる時間を長くしたりしてみましょう。特に作品の端っこは熱が伝わりにくいことがあるので、意識してアイロンを当ててください。
ビーズが溶けすぎた、形が歪んだ:
原因: アイロンの温度が高すぎる、同じ場所に長時間当てすぎた。
対策: 次回はアイロンの温度を少し下げるか、当てる時間を短くしてみてください。少しずつ様子を見ながら熱を加えるのがコツです。
作品が反ってしまった:
原因: アイロンがけ後にすぐに冷まさなかった、重しが軽すぎた、片面だけアイロンをかけた。
対策: アイロンがけが終わったら、熱いうちに平らな場所に置き、重しを乗せてしっかり冷ますようにしましょう。
その他のよくある質問
Q. ビーズが途中で足りなくなったら?
A. ダイソーでは単色のビーズも販売されていることがあります。足りなくなった色だけ買い足すのがおすすめです。また、複数の色が入ったセットでも、似た色で代用してみるのもアリです。
Q. 他のメーカーのビーズと混ぜて使える?
A. 基本的にアイロンビーズは、メーカーによって溶ける温度や仕上がりの固さが微妙に異なることがあります。混ぜて使えないわけではありませんが、慣れないうちは同じメーカー(今回の場合はダイソーのビーズ同士)で揃えて使う方が、失敗しにくいでしょう。
まとめ:初心者でもここまでできる!オリジナル電車で作品づくりを楽しもう
この記事では私自身がダイソーのアイロンビーズで新幹線や電車を作る中で感じた疑問や、くっつかないという心配を乗り越えるための具体的な方法をお伝えしてきました。
-
ダイソーのアイロンビーズは、ちゃんとくっつきました!大事なのはアイロンのかけ方一つです。
-
必要な道具はダイソーで手軽に揃えられます。家にあるクッキングシートも活躍しますよ。
-
無料図案もたくさんあるので、お気に入りを見つけて気軽に挑戦できます。
-
アイロンは中温〜高温でゆっくり均等に。そして、冷ます時の「重し」が作品を美しく仕上げる秘訣です。
私も初めてのアイロンビーズで「本当にできるかな?」と不安でしたが、コツさえ掴めば可愛らしい電車が作れて感動しました!細かいビーズを並べる作業は集中力アップにもつながる気がしますし、何より完成した時の達成感は格別です。細かい作業が脳トレにもなった気がします・・・!