『映画しまじろう ミラクルじまのなないろカーネーション』を、しまじろうを卒業しかけている、小1男子と観てきました。
観客は赤ちゃんと幼児ばかりで、そろそろ対象年齢外か・・・!?と思いきや、親子ともども楽しかったです。
ちなみに我が子が歴代しまじろう映画の中でお気に入りなのは、【しまじろうとくじらのうた】と、【しまじろうとフフのだいぼうけん~すくえ!七色の花 】【しまじろうとえほんのくに】です。
どれも世代ではありませんが、何度も視聴していました。しまじろうはずっといい子でい続けてくれます。
こちらの記事は2024年しまじろう映画についての紹介、感想、口コミ調べを書きました。映画館デビューにもぴったりな、しまじろうの世界です。
ミラクルじまのなないろカーネーション感想
しまじろう&友達が別世界の冒険に巻き込まれるのですが、両親にタブレット連絡をして無事を知らせるあたりが現代的です。
大人にナイショでこっそり冒険するドラえもんたちは、もう少し上の年齢になるのでしょう。
悪役に対しても『ちゃんと話し合えば、気持ちが変わるかもしれないよ!』と平和的解決で挑もうとするしまじろう。
『何があっても諦めないと、お母さんと約束したんだ!』等々、イケメンなセリフもちょこちょこ吐きます。もう、なんて良い子なんだ・・・!可愛すぎるよ、しまじろう。
劇中に出てくる『願いが叶うカーネーション』は、大人の映画だったら血を見ること必至のアイテムですが、しまじろう映画では醜い煩悩など一切表現されず、爽やかアイテムとして料理されており、安定した世界観が素晴らしいのです。
私だったら何を願おうか・・・と考えていると、しまじろうが母親に聞きました。
『お母さんの願いごとはなに?』
しまじろう母は『子どもたちがいつまでも元気でいること』と無難に答えます。うんうん、そうよね。子の元気が何よりも大事!私も同じ願いだよ。
すると、しまじろうから『僕のことじゃなくて、お母さんの願いだよ!』と・・・。ハッとしました。すぐに出てこないのです。自分の事に関した願いが。
しまじろう母は『じゃぁ、いつまでも若くて綺麗でいることかな』とその場はサラッと答えますが、終盤では『子どもたちがいつまでも元気でいることを』ファイナルアンサーにしました。
あぁ結局、そうなってしまうんだよな・・・。わかるよ、わかる。どうしてもウルウルしてしまう数々の場面。
色んなタイプの母親が劇中に登場してくるところも、それぞれの家庭事情があるだろうから、自身の琴線に触れるところを探してね!と言われているようです。
子どものエンタメや教育要素はもちろん、あらゆる声に対応したのであろう細やかな作りまで、本当によくできているのです。さすがベネッセ。
途中で参加型のダンスがあるのですが、小1男子たちは大盛り上がりで楽しんでいました。まだまだ、しまじろう愛が残っているな・・・と、再確認した映画です。
しまじろう映画はこんな感じ!
真っ暗にならない
映画前CMの薄暗い感じが、上演後も続きます。暗闇が苦手な子がギャンにならないように配慮されています。大人でも特に違和感はナシ。
休憩がある
6分の休憩がありました。休憩時間もしまじろうのマッタリした可愛い映像が流れ、トイレもいけます。上映後は記念撮影タイムも(6分)ありました。
参加型
「しまじろうを応援して!」と声を出す参加シーンがあります。子たちの「頑張れー!」が響き合う、平和な空間に。声を出せるようになったなんて、コロナが明けたんだなぁ・・・と感じます。
どこを切り取っても安心の塊
・ラスボスですら最終的にはただのいいヤツ!
・困難が降りかかろうとも、力を合わせて諦めずに頑張る!
・勝負をするにも暴力ではなく平和的表現で解決!
・ありがとうの気持ちが大事だと繰り返してインプット!
等々、どのシーンを切り取られても全方位、完璧な作りなのです。親からも絶大なる信頼を得ている、しまじろうの真髄がギュッと詰まっています。
このまま道徳の教科書にできるんじゃないか、と思うほどいいストーリーです。
ストーリー
しまじろうはある日「ミラクルじま」から来た、不思議な力をもつ男の子、ミラーと出会います。
ミラーは「大切な人にあげると願いが叶う」というなないろカーネーションを持っていましたが、島中のなないろカーネーションを独り占めにしようとしている、大魔法使いに奪われてしまいました。
果たして、しまじろうたちはミラーと一緒に大魔法使いからなないろカーネーションを取り戻すことができるのでしょうか…?
出典・映画公式HP
しまじろう2024映画ネット上口コミ
しまじろうの映画見て来た。大人も楽しめる。最近のアニメは映画版は大人も楽しめる内容のものが多いそうですね。
— ゆか (@hana570105) 2024年4月3日
わかります。何度もグッときましたもの。プロたちが総力をかけて、泣かせにかかってくるのです。素人はひとたまりもありません。
そういえば今年のしまじろう映画は、記念撮影タイムも追加されていました。しっかり他所の良いところも吸収していくしまじろうナイス。 pic.twitter.com/0lgsWR5KXx
— ネジムラ89 (@nejimakikoibumi) 2024年4月2日
確かに前作ではなかった、記念撮影タイム。シルバニアの映画でも見ましたし、最近の子ども映画の流行りなのでしょうか。
しまじろう映画、観てる時はそこまで楽しそうに見えなかったけど結局楽しかったらしくすごく短いスパンで2回目行くことになった🤭ワーママに刺さる内容だったから、1回目はわりと泣かされたけど2回目大丈夫かな🙄
— なな@3y知育 (@nya_chi_y) 2024年3月30日
「タイタニックの楽団シーンくらい号泣した!」という口コミもあったほど、ワーママには特に刺さるシーンがあります。
しまじろう(映画)はなんだかんだで泣かせに来る。人生に行き詰まった人は見て欲しい。
— みるく (@harulove_429) 2024年3月24日
子ども向けと侮ることなかれ。オトナに向けてもメッセージ性があり、子育て頑張ろう!と思えますから。
しまじろうの映画観てるんだけど、6分の休憩タイムが発生した。
— 久川 ヒサヲ (@Hisawadee) 2024年3月24日
3時間超え映画は見習ってほしい
まさに!コーヒーの売り上げも上がりますよ、オトナ向けこそトイレ休憩がほしい。
しまじろうの映画、娘は楽しめたみたい☺️
— ななえ (@saboko_sbk) 2024年3月23日
親としての感想は、ガオガオさんしっかりしてほしい😂
「私がそばにいますから!」→全然そばにいない。
ははは!(笑)ガオガオさんは戦力にはなりませんが、物語を進める上では必要なポジションなんですよね。今回も要所要所で活躍しつつ、最終決戦ではしまじろうを送り出して、留守番してましたから・・・。(子どもの自立を促したことにします)
ミラクルじまのなないろカーネーション概要
作品名:映画しまじろう『ミラクルじまの なないろカーネーション』
公開日:2024年3月8日(金)全国ロードショー
声の出演:南 央美 高橋美紀 山崎たくみ 鈴木真仁 井上喜久子 茶風林 稲葉 実
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