非常時に備えて備蓄を始めたのはコロナ禍からです。当たり前のように買えたものが手に入らなくなり、あらためて防災グッズを見直しました。
水や紙類、カセットコンロ、トイレなどの日用品は準備完了。悩ましいのが食料の管理でした。防災食を買ったものの数年が経過し、どんどん賞味期限が近くなってきます。
最近では専用の保存食ではなく、ローリングストック（普段食べるものを多めにストックし、使った分だけ買い足すこと）に切り替えつつあります。
普段から美味しく食べられて、いざという時にも安心。我が家では無印良品のレトルトカレーを頼りにしているので、体験談を書きました。
無印のカレーをストックしてみた
普段から愛用している無印良品のカレー。特にお気に入りは『にしき食品』さんの商品です。
店頭にて『なるべく、余計なもの（添加物）が入っていない商品がいいな〜』とパッケージをチェックしていると、にしき食品さんに辿り着くことが多いです。
何よりも美味しいので、たくさんストックしておくと、棚の中を見るだけで幸せになっています。
ローリングストック前の食品備蓄
我が家では大人は何でも食べられますが、子どもが大問題です。
米さえあれば何とかなる・・・！と思い、水を入れたらご飯になるキャンプ用の商品を集めていました。また、缶に詰まっているパンも買いましたね。
防災食は簡単に食べられて助かる反面、『わーっ！是非、食べたい！！』とテンションが上がる品ではありません。あくまでも非常事態の時に、ありがたくいただく品です。
どんどん家の備蓄の賞味期限が迫っており、そろそろ消費しなければなりません。総入れ替えのため、新しく食品を買おうと思った時、ローリングストックがいいんじゃないか！？と勧められ、防災用品から普段消費する食品へとチェンジすることにしました。
メリット
渋々と消費していた保存食品とは違い、『わー！無印のカレーがあった！！』のワクワクへと変わりました。もはや賞味期限を迎えることなく消費されていき、ストックが追いつかないほどに。ローリングされまくっています。
有事の際には普段から食べている愛用品がたくさんあれば、安心感が半端ないはずです。子が必ず食べられるもの、というのも大きい。いざという時に『食べられない！』だと、えらいこっちゃですから。
好きなものを揃えるデメリット
買い物が追いつかない時があります。ちょうど在庫が少ない時に災害が起きたら元も子もないので、使ったらこまめに買い足すことが大事です。
一度買ったらめったに手をつけない防災用品とは違い、循環しているからこそ、数を意識しなければなりません。
忘れっぽいので、地味にプレッシャーになることもあります。余っても消費に困るし、消費しすぎるとストックがなくなるしで、ちょうどいい塩梅を探す旅は続きます・・・。
ローリングストックを開始した感想
災害が起こらないことを願うばかりですが、日常生活はずっと続いていくので好物をストックしておくのは便利でした。小腹が減ってもいつも迎えてくれる、愛するレトルトたち。（だからどんどん消費されていく・・・）
ちょっと疲れた時なんかも有難すぎて、手放せなくなった無印カレーたちです。スーパーで売っている名店のカレーやら、変わり種のレトルトを集めていた時もあったのですが、最終的に落ち着いたのが無印良品です。
個人的に好きなカレー
バターチキン
定番すぎる定番ですが、元気なときも、疲れているときも、どんな時でも好きなのがこれ。飽きのこない安定の味で、必ずカゴに入っています。無印カレーの中でも、人気No. 1の王者ですね。万人に愛される味。偏食の我が子も好きです。
グリーンカレー
辛いものが得意ではないのですが、こちらは粘膜を刺激しない、マイルドな辛さです。胃腸にダメージを与えることなく、おいしくいただけます。ちょっと気合いを入れたい時、目を覚ましたい時に思わず手が伸びる一品。
プラウンマサラ（海老のクリーミーカレー）
ココナッツミルクが大好物のため、いくらでも飲めてしまいます。一袋では足りないくらい、愛用の品。だいたい、こちらのカレーから在庫がなくなっていきますね。無意識に手に取ってしまう、それが海老のクリーミーカレー。
トマトのキーマ
我が家では夫の好物のため知らぬ間に消費され、ローリングストックが難しい品です。食べ応えがあっていい香り。多めに備蓄しておかねばすぐになくなるので、もっとも買い足しが忙しいカレーです。
まとめ
ガッツリした防災食よりも、普段から食べ慣れたものがいいかなー！と思っている方にオススメの、ローリングストック。食品に限らず、日用品も多めに揃えておくと安心ですね。買い足すことさえ忘れなければ・・・！（大事）いざとなっても安心です。
